紅葉に染まる北海道

2000-10/09〜2000-10/11
写真の上にカーソルを置いて暫く待てば撮影場所を表示します。

2000-10/09

天都山 朝9時に羽田を出て千歳経由で11時半頃女満別空港に着いた。
天気は最高。すぐにバスに乗って天都山へ。まだ、紅葉には少し早いようだがナナカマドの実は既に真っ赤になっている。
オシンコシンの滝暫しの休憩後オシンコシンの滝へ。滝は水量が少ないせいかわざわざ観に行くほどの豪快さは感じない。華厳の滝や袋田の滝もそうだったが水の少ない滝ほど哀れなことはない。
早々に切り上げて知床五湖へ。三湖より遠方まで行くと熊が出ると脅された上、時間もないのでニ湖までの散策で諦めたが、静かな湖面に映る羅臼岳や斜里岳をボーっと眺めていると日頃溜め込んだストレスがいつの間にか消えてしまった。湖とは反対方向にある展望台から眺める草原の眺望も捨てがたい。

知床五湖−1知床五湖−2

知床を後にして今日の宿がある摩周温泉へ向けてバスはひた走る。、田舎道のこと道路に街灯がないので日が暮れると外は何も見えない闇の世界。その上温泉に近づくに従って霧も出てきた。それでも摩周湖に映る月を見たいと、霧で2段先も見えないような階段を展望台まで上がってみたが矢張り何も見えない。無駄だとは分っていてもやってみる愚かさ。
おまけに泊まった所が廃墟のようなおんぼろホテル。よく営業してると感心しきり。

2000-10/10

今日も朝から天気がいい。今回のツアーは兎に角あちこち忙しく周る。まずは硫黄山に登ってすぐに摩周湖へ。昨晩の霧はウソのように晴れて、ナナカマドの間から望む摩周岳が美しい。

摩周湖-1摩周湖-2

900高原摩周湖に名残を惜しみながら900高原へ。 360°視界が広がった北海道らしい大パノラマを眺めながら食べるアイスクリームの味は格別うまい。 そこから阿寒湖までの道のりはさほどでもなくすぐに湖についた。昼食はツアーお仕着せを断って、郷土料理を食べさせてくれる所を探しながら湖畔を散策する。やっと見つけたレストランでワカサギ三昧に浸る。満腹になって気持ちも大きくなり、一寸はずんでモーターボートをチャーターし湖観光としゃれ込んだ。湖岸から見える大味な風景と違って小さな島や入り江が入り組んで岩と緑と紅葉のバランスがとても美しい。

阿寒湖

オンネトウで五色の湖を写真に収めた後、上美幌町営のナイタイ牧場へ。広々とした草原に何頭かの牛がノンビリと草をはんでいる光景はまさに北海道。

オンネトウナイタイ牧場

今晩の宿は糠平温泉だ。

2000-10/11

早朝5時から地元のボランティアが主催する大雪山ネイチャーウォッチングに参加した。ホテル近くの集合場所で長靴を借りてマイクロバスに乗り込み、20分ほど走ると目的地の十勝三股に着いた。そこからは真っ白に霜が降りた草原を歩く。まだ外はほの暗く寒いので吐く息が白い。今朝は-5℃だと言っていた。30分ほども歩いたろうか、あたりが少しづつ明るくなって遠くまで見通せるようになってきた。それから程なく急に開けた場所に出ると遠くに見える十勝連峰が朝日を受けて赤く染まって見える。夜が明けたらしい。ハイキングの終点には主催者が用意した温かいコーヒーが待っていた。寒い中湯気が立つコーヒーは本当にありがたい。

ネーチャーウォッチングネーチャーウォッチング

ホテルの近くまで戻ってくると熱気球が上がっている。聞くとあれは観光用で誰でも乗せてくれると言うので、 早速乗り込んで上空から朝の景色を眺める。

熱気球朝の眺め

銀河トンネルを通って小函の「羽衣の岩」や「姫岩」などを横目で見ながら進むと層雲峡に着いた。 知床ではまだ紅葉には少し早いようだったが、層雲峡は高地なので丁度今が見頃である。しかしここもそろそろ雪のシーズンに入るのでもう秋も終りとか。翌日のTVで大雪山系に初雪が降ったと放送しているのを聞いて、北海道の短い秋を実感。銀河の滝、流星の滝などを見ながら暫し散策して旭川へ。街路樹のナナカマドの実が秋を演出している。

層雲峡(銀河の滝)層雲峡(流星の滝)層雲峡

その後美瑛でパッチワークの丘を見ながら富良野へと向かったが秋の富良野にもう花はない。その代わりではないが拓真館で富良野の自然を愛した写真家前田真三の作品を見て我慢する。隣接する庭には白樺が植えられており落ち葉を踏みしめながら一周するのも風情が有ってよかった。買い忘れたお土産を、千歳で慌てて補充し帰途に着く。

拓真館