京都御所一般公開と吉野山千本桜


2003-04/13~2003-04/14

桜の花スライドショーはこちら(全38枚)

京都御所の一般公開(5日間)と平安神宮紅枝垂れコンサート(3日間)の日程に合わせた3日間限定ツアーの最終日に参加した。
数年前の春、京都に訪れたときは京都御所一般公開前日と言う事で中へ入れてもらえず周囲を眺めるだけで帰った悔しい思い出も今回のツアーに参加した理由の一つである。

2003-04/13(日)

東京駅を11時20分の新幹線『のぞみ』が京都駅に着いたのは13時37分。昼食は列車の中でツアー支給の弁当で済ませる。
この弁当は筍の皮で編んだなかなか粋な容器に入れられていて、食後捨ててしまうのが勿体無いほど。空き容器に野草を植えようと持って帰ってきた。
京都に着いて真っ先に向かったのが京都御所。一般公開最終日と日曜が重なって入り口付近は大変な混雑である。荷物検査を済ませて早速中へ。
宜秋門から入ってすぐ右に折れ南庭の外側をグルッと半周する形で月華門へ。
右には緑青が鈍く輝く銅板ぶきの春興殿。
月華門から南庭に入ると右に紫辰殿が左には承明門が見える。左近の桜はもう散って完全な葉桜であった。
そこからさらに先へ進んで右折すると清涼殿。・・・という具合で一時間ほど御所の中を見物する。

建春門
月華門(左奥に見えるのは紫辰殿の屋根)

春興殿
紫辰殿と左近の桜

御輿


御池庭と御内庭


御常御殿

京都御所の後は哲学の道散策。午後3時に京都御所を出て銀閣寺駐車場まで20分。
駐車場では近くにお住まいのネット仲間Mさんが待っていてくれて哲学の道を案内していただいた。
残念ながら桜の時期は峠を越していて殆んどの桜で花よりも葉の方が目立つ。
その後午後5時近くまで近くの喫茶店で談笑。
美味しいコーヒーまでご馳走になり大変お世話になりました。

加茂川周辺
哲学の道

平安神宮に着いたのは午後5時半を過ぎていたが周囲はまだ明るい。
平安神宮は紅しだれコンサート2003の為に6時までは入る事が出来ず大鳥居付近を散策して時間をつぶす。
6時近くなると平安神宮前の広場には延々と行列が。
列の中間付近に並んでいた私たちがやっと中に入れた頃には既に周囲は薄暗く、周囲を覆うように咲き乱れている紅しだれ桜の花、ライトアップされてさらに見事に見える。
『立ち止まらないで下さい』とスピーカーから流れる声と人並みに押し流されるように南神苑の紅枝垂桜の下を抜け、コンサート会場のある大極殿前へ出る。
演奏会場の前は既に大勢の人で埋まり遠くから様子を窺うしかない。
当初胡弓の演奏と聞いていたが、当日ガイドから中国笛(劉宏軍)と聞かされた。
ステージでは弦楽器が演奏されていたが、回遊式演奏会で椅子も無く数分聞いただけで東神苑に周る。

平安神宮
平安神宮/紅しだれコンサート200

平安神宮/ライトアップされた紅枝垂桜(東神苑)
平安神宮/残念ながら満月ではなかった

夕食は丸山公園内にある「平野屋」でおばんざい料理。
おばんざい料理とは何かと思ったら芋と棒鱈の煮物(芋ぼう)だった。
京都名物らしいが芋嫌いの私の舌にはあまり合わない。
食後、八坂神社へ周ったが暗くて様子が全く分からない。
円山公園へ引き返すと、花が半分散った葉桜も何のそのそこは大勢の花見客の宴会場と化し大賑わいである。
しかしライトアップされた円山公園中央の枝垂桜はいままさに満開の見事な姿を見せてくれた。

夕食/いもぼう

円山公園
円山公園の枝垂桜
2003-04/14(月)

吉野山観光駐車場にバスを止めここからは徒歩。
ここから中千本に向かって一本道をただひたすら歩くだけ。
黒門をくぐると道の左右には土産物屋がびっしりと続き売り子の声が姦しい。
下千本の桜は峠を越して葉が目立つので桜を横目に路傍の野草を探す。
重要文化財の仁王門、蔵王堂辺りまで進むと桜も見頃になってやっと写真を撮る気が起こる。
吉水神社の境内に入ると上千本の桜が一望できるので紅茶でも飲みながら昼食を食べようと思ったら持ち込みお断り。
かと言って食事は出ないので諦めて近くの桜の傍らに座って弁当にする。
この辺にはヒメウズが群生していて食事をしていても周りの花が気になる。
食後、勝手神社まで行くと神社の境内は弁当を広げた人達で溢れかえっていてとても観光どころではない。
そこから大日寺までの道の両側にはオドリコソウ、クサノオウ、シャク、ジロボウエンゴサク・・・と野草の宝庫。桜などそっちのけで地面を這いまわる。

吉野山/仁王門

仁王像(吽像)
仁王像(阿像)

吉野山/蔵王堂

吉野山/蔵王堂からの眺め
吉野山/大屋根は蔵王堂

吉野山/勝手寺

奈良/長谷寺はボタンの名所であるが桜も多く、桜花が咲く頃も見逃せない。
仁王門(重文)をくぐって、ゆるい階段になった登廊(重文)を登りきると鐘楼に出る。
そこは左に本堂、右に納経所、前に愛染堂を配したちょっとした広場になっている。

長谷寺/仁王門
長谷寺/登

長谷寺/鐘楼
長谷寺/本堂

長谷寺/能満院
長谷寺

長谷寺
長谷寺

長谷寺を最後に今回のツアーは無事終了。
今年も彼方此方桜探訪に出かけたが〆として京都・奈良を選んでよかった。
本当に素晴らしい桜を見せていただきました。
さて、次はボタンか花菖蒲かそれともアジサイ?・・・気分はもう次の花に移っている。