真高寺山門 しんこうじさんもん
(市原市指定文化財)


景勝山真高寺は、室町時代に建立されたと伝えられる曹洞宗の寺院です。江戸時代には徳川幕府から朱印地15石を受け末寺7ヶ寺を有していましたが、明治元年(1868)7月戊辰の役により伽藍を焼失、山門だけが奇跡的に残りました。
門は2階建てで、しかも屋根を二重にした入母屋造りの立派なもので、1階中央間の鏡天井には竜、2階には飛天が描かれ、更に1,2階の蟇股には初代武士伊八郎伸由の彫刻があります。
県内では似たような門に天津小湊の誕生寺仁王門(宝暦年間建立)があります。真高寺山門はそれよりも30年ほど後になりますが軒の出が大きく2階軒の尾垂木を三手先扇垂木とするなど建築様式の上で引けを取るものではなく、江戸時代後期では千葉県を代表する寺院山門と言えます。



真高寺山門


普通なら仁王像が有るべき所に左右とも石碑が立てられています。

表面


山門をくぐって境内に入り振り返ると石碑の裏面には左右2体ずつ合計4体の石像が据えられていました。

裏面


住所:市原市飯給1143